【思想】なぜ万燈は、できる人間ほど「早く会社から追い出す」のか ―― 江副浩正に学ぶ、リクルート帝国の裏設計図

【思想】なぜ万燈は、できる人間ほど「早く会社から追い出す」のか ―― 江副浩正に学ぶ、リクルート帝国の裏設計図

2026年6月1日。万燈の5期目において、私たちは採用基準と卒業基準のあり方をさらに研ぎ澄ませてきました。

万燈という組織が掲げる究極の願いは、ここに集まった仲間たちが「いつかは育って、ここを卒業していくこと」にあります。これは、一般的な会社でいうところの「不満による退職」や「お荷物のクビ切り」といった低次元な話ではありません。あまりにも仕事ができるようになり、自立した実業家となったが故の「前向きな卒業」です。

私たちは、囲い込むことを目的としません。できる人間ほど、早く外の世界へと放り出す。これが、万燈の人材開発モデルの核心です。

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おんぶに抱っこの人間は消え、ウィンウィンの強者が残る

「万燈を卒業したら、関係性が完全に切れてしまうのではないか」

そう思うかもしれませんが、現実は逆です。万燈を卒業した後も、私たちと強固に繋がり、稼ぎ続けている人間が多数存在します。

最初は年間300万、500万、800万といった小さな業務委託費のやり取りからスタートした関係が、彼らの自立に伴って、気づけば5000万、1億、2億という巨大なビジネスの取引へと発展していく。こうなると、相手方からも「万燈という強力なプラットフォームを絶対に離したくない」とアプローチしてくるようになります。お互いが独立したプロフェッショナルとして、対等に利益を貪り合うウィンウィンの接近がここに完成します。

逆に、万燈を卒業した瞬間に完全に縁が切れてしまう人がいるとするならば、それは私たちの側から「あなたのスキルはもう万燈には必要ない」と判断されたということです。厳しい言い方を公言せざるを得ませんが、その人は万燈におんぶに抱っこであった、つまりプラットフォームに依存していただけに過ぎないのです。

江副浩正の脳内を推測する ―― 独立させるためのプラットフォーム

この「できる人間を外に放り出し、大きくなった上で再度付き合う」というダイナミックなビジネスモデルを展開していた、私が心から尊敬する企業があります。それがリクルートであり、創業者の江副浩正という人物です。

どんなビジネス書を読んでも、ここまでの本質的な基準は書かれていません。しかし、私が江副氏の足跡から推測するに、彼の思考はこうです。

優秀な人材を最初から集め、彼らが1日でも早く独立してリクルートを辞めていける環境を整える。そのために、退職金を割り増しして早期に支払うシステムすら徹底する。

できる人間を社内に閉じ込めておけば、短期的には会社の利益になるかもしれません。しかし江副氏は、それをしなかった。むしろ優秀な個をどんどん外へ解放し、独立して巨大になった彼らと、今度は「強固な外部パートナー」として継続的に取引を続ける構造を作った。

周りの強力な卒業生(ステークホルダー)たちが外側から支えることで、あの巨大なリクルート帝国は維持され、常に優秀な新規事業がもたらされ続けているのです。つまりリクルートの本質とは、日本最強の「採用プラットフォーム」であると同時に、日本最強の「卒業プラットフォーム」だったのです。

ローマ帝国は一日にして成らず。万燈は今、2日目である

万燈の人材開発モデルは、この江副浩正氏の思想を2026年の現代に、AIと金融の力を掛け合わせて蘇らせたものです。5期目を迎えた今、この「卒業生と数億規模で繋がる」仕組みが、ようやく少しずつ上手くいき始めているという確実な兆しが見えてきました。

「すべてのローマは一日にして成らず」

という言葉があります。私たちが目指しているのは、単なる一過性のベンチャー企業ではなく、関わる全員が独立した主役として繁栄する「万燈帝国」の建国です。その壮大な歴史から見れば、今の万燈はまだ1日目、あるいは2日目の段階に過ぎないかもしれません。

しかし、その土台となる設計図は完璧に敷かれており、私たちは今、凄まじいスピードでその礎石を積み上げています。

自分の足で立ち、帝国の一部となれ

万燈は、あなたを一生養うための「ぬるい揺りかご」ではありません。あなたを徹底的に鍛え上げ、最短最速で一人前の実業家として独立させ、将来的に億単位の取引を共に行うための「発射台」です。

いつまでも誰かの組織に依存して生きていきたくない。

圧倒的なスピードで成長し、数年後には万燈を対等なクライアントとして使い倒す側の人間になりたい。

そんな野心と覚悟を持った方を、私たちは本気で待っています。

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