【投資哲学】なぜキャピタルゲインを捨て「レバレッジ×インカムゲイン」に徹するのか ―― 敗者にならない資産形成論

【投資哲学】なぜキャピタルゲインを捨て「レバレッジ×インカムゲイン」に徹するのか ―― 敗者にならない資産形成論

先日の幻冬舎ゴールドオンラインイベントでの相談においても、多くの方々から「どのような投資を選択すべきか」という問いをいただきました。

投資戦略を決定する上で、まず明確にすべきは「自身の投資目標および資産構築目標」です。そして、その実現に向けた戦略は、大きく分けて「キャピタルゲイン(値上がり益)狙い」「インカムゲイン(インカム・定期収入)狙い」の二つに大別されます。

私(武智)の立場は明確であり、キャピタルゲインを狙う投資手法は一切採用いたしません。

そのため、個別株の短期売買、暗号資産(仮想通貨)、あるいはワンルームマンション投資(売却益前提のモデル)といった案件には手を出しません。その理由は、価格変動や市場環境という自らではコントロール不可能な要素(アンコントロールな領域)に資産の命運を委ねることになるからです。

リスクを取ってやり直しの利く若年層であれば、キャピタルゲイン狙いの勝負を選択する生き方も一案かもしれません。しかし、与信やキャッシュフローを毀損するリスクを伴う以上、再現性を重視する資産形成においては合理的とは言えません。

目次

「複利の力」とインカムゲインによる負けない戦略

資産形成において最も確実性が高く、負けにくい選択は「インカムゲイン」の最大化にあります。

ウォーレン・バフェット(バークシャー・ハサウェイ)をはじめとする世界的投資家たちが提唱し続けてきた本質も、市場の値動きに一喜一憂するキャピタル狙いではなく、「インカム(生み出されるキャッシュフロー)」に着目し、「複利の効果」を極限まで活かすことに集約されます。

この手法には相応の「忍耐」が必要とされますが、失敗が許されないフェーズにいる経営者や投資家、あるいは着実に資産を積み上げたい層にとっては、極めて堅固で再現性の高いアプローチとなります。

派手な一攫千金を追い求めるのではなく、着実なインカムを積み上げていく姿勢こそが、長期的・持続的な富の構築をもたらします。

「インカムへのレバレッジ」こそが至高の投資適性

インカムゲイン狙いの戦略において、成長速度を劇的に跳ね上げる鍵となるのが「適切なレバレッジ(テコ入れ)の活用」です。

ここで厳格に区別すべきは、レバレッジをかける対象です。

・キャピタルゲインへの高レバレッジ(危険)
FXの高倍率取引や高レバレッジの株取引など、価格変動リスクに対してレバレッジをかける行為は、失敗した瞬間に致命傷を負う極めて危険な選択です。

・インカムゲインへの事業レバレッジ(合理的)
可動産や自社ローン等、確実にキャッシュを生み出す実物アセット・法人スキームに対してレバレッジ(公的資金・金融機関の活用)を掛け合わせる行為。これはリスクを抑えつつ回収を加速させる合理的な戦略となります。

自らの投資適性や人生のフェーズを見極め、アンコントロールな市場予測に頼る投資から脱却すること。万燈はこれからも、実体のあるインカムゲインとレバレッジを駆使した、負けない資産形成の知略を投資家の皆様へ提示してまいります。

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