【組織・育成論】手塩にかけて人を育てる「気配りマネジメント」 ―― 壮年層が果たすべき導きと役員の覚悟

【組織・育成論】手塩にかけて人を育てる「気配りマネジメント」 ―― 壮年層が果たすべき導きと役員の覚悟

大企業であれば、外部研修や缶詰合宿に新人を送り込んで体系的に育成するアプローチも可能です。しかし、少数精鋭でスピード勝負を続けるベンチャー組織では、現場の実務(OJT)と日々の勉強を両輪で回す泥臭い育成スタイルが基本となります。

若手メンバーは意欲があっても、目標設定の精度や行動の継続力において脆さを抱えがちです。また、現代は選択肢や誘惑が多く、「万燈以外の道もある」という迷いが生じやすい環境でもあります。

この状況下で中堅・壮年層の幹部陣が果たすべき本質的な役割は、過度な甘やかし(手厚い保護)ではなく、「徹底的に気を配り続けること」にあります。

目次

状況に応じた「揺さぶり」と性善説に基づく指導

相手を常に観察し、気を配り続けているからこそ、通り一辺倒ではない個別最適なマネジメントが可能になります。

・苦境に直面している時:過剰に手を貸すのではなく、あえて厳しく叱咤して自力突破を促す
・順調にいっている時:油断を戒めるために引き締め、さらなる高みへ煽りを入れる

万燈に集まるメンバーは、人間性において誰一人として間違っていません(性善説)。「人としては申し分ないが、仕事のスキルがまだ追いついていない」という状態であれば、あとは教育と本人の奮起次第でいくらでも伸ばすことができます。

役員陣が他社に負けた瞬間、組織の存在価値は消滅する

若手のポテンシャルを引き出せるかどうかは40代以上の壮年層の導きにかかっており、その組織全体の基準を司るのが取締役・役員陣の責任です。

経営陣や役員レベルが他社のリーダーに実力や覚悟で負けてしまえば、万燈という企業の存在意義そのものが失われます。だからこそ、私自身も誰よりも泥臭く背中を見せ続け、自らに最も重い負荷を課して走り続けています。

手塩にかけて人を育て、組織の戦闘力を底上げしていくプロセスに終わりはありません。

皆様の企業やチームでは、どのような方針で若手・中堅の育成や気配りを行っていらっしゃいますでしょうか。公式LINEやコメント等で、ぜひ実践されている指導法や知見をお聞かせください。

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