【組織論】苦手な領域に共に落ち、共に登る ―― 性善説に基づいた「ライオン教育」と共闘型OJTの真実

【組織論】苦手な領域に共に落ち、共に登る ―― 性善説に基づいた「ライオン教育」と共闘型OJTの真実

組織が拡大し事業のレベルが高まるにつれ、現場のスタッフ育成は必ず「高レベルな頭打ちの壁」にぶつかります。

本来であれば適材適所が理想ですが、少数精鋭の組織においては得意な仕事だけを割り振る枠(適所)に限界が存在します。そのため、メンバーは時に自身の苦手な仕事や未経験の領域へ足を踏み入れざるを得ません。

私(武智)自身もこれまで経営者としてオールラウンドに業務をこなす中で、苦手な領域に身を置き、愚直に打席に立ち続けることで能力の幅を広げてまいりました。

しかし、若い世代にとって苦手な環境で結果を求められ続けることは、精神的にも大きな負荷を伴います。だからこそ指導側には、単なる精神論ではない「本質的な人材育成の思想」が求められます。

目次

「関心」と「価値基準の衝突」が生む真の性善説

私が人間の育成において最も根底に置いているのは、「性善説」に基づく経営姿勢です。そして性善説とは、経営における「真の愛情」そのものであると定義しています。
・ 相手に強い関心を持ち続けること
放置や無関心を排し、相手の行動や苦悩に常に目配りを行う。
・ 自身の価値基準・判断基準を妥協なくぶつけること
プロとして妥協を許さず、正しい基準と相手の意地(プライド)を本気で戦わせる。

お互いの価値観や基準を正面からぶつけ合い切磋琢磨することで、仕事としての「成果」が生まれ、真の達成感が構築されます。

現代では厳しさを避ける風潮もありますが、相手の成長可能性を真に信じている(性善説)からこそ、敢えて厳しい環境へ送り込む。これこそが指導者に求められる「けしかける優しさ」です。

「共に落ち、手は貸さずに共に登る」 ―― ライオンの教育との決定的な違い

相撲界の「可愛がり」や、我が子を崖から突き落とすライオンの教えは、育成の厳しさを語る際によく用いられます。

しかし、万燈の教育プロセスとライオンの教育には、ひとつの大きな決定的な違いが存在します。
・ 同じ泥臭い現場(苦手な領域)に自らも身を置く
・ 指導者自身が逃げずに戦う背中を直接見せる
・ ただし、安易に手を貸さず、自力で登り切る力を引き出す

単に上から指示を出して突き放すのではなく、指導者である私自身も常に厳しい環境や未知の領域に身を置き、同じ目線で汗を流す。この「共闘型OJT」の姿勢を示してこそ、若手メンバーの覚悟と成長に火がつきます。

エピローグ:皆様の指導論・アドバイスをお寄せください

万燈はこれからも、精鋭たちの人間力と戦闘力を極大化させ、市場で勝てる圧倒的な強い組織を作り上げてまいります。

経営者、役員、あるいはチームリーダーとして現場で人を育てられている投資家・パートナーの皆様におかれましても、それぞれの「人材指導法」や「育成の知見」がございましたら、ぜひ公式LINE、メール、あるいはYouTubeのコメント欄にて共有いただけますと幸いです。

共により良い組織と事業を構築し、時代の変化を勝ち抜いてまいりましょう。

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