万燈の「超高速PDCA」の定義。分かりやすくて誰でもできる!
スタートアップに必要な超高速PDCAの正体
「超高速PDCA」と聞いて、皆さんはどのようなサイクル・スピードを思い浮かべますか?
スタートアップである万燈の行動指針の1つにも「超高速PDCA」というテーマが掲げられています。
「超」が付く、付かないは別にして、多くの会社でも「高速PDCA」はうたわれていることでしょう。
しかし、これの落とし込み、共通概念化はできていますか??
言葉だけが独り歩きしていないでしょうか?
売上を2倍にするためのPDCAのプランは?
さて、ではここでクイズです。
あなたが、年間売上1.2億円のECサイトの店長だとしましょう。
今年の目標を「昨年対比の売上目標2倍」とした場合、どのようなPDCAプランを立てますか??
1年の売上:1.2億×2億=2.4億/年
1ヶ月の売上:1000万×2倍=2000万/月
1日の売上:約34万×2倍=68万/日
これを達成しようと思うと・・・
アクセスを昨対150%
注文単価を昨対105%
コンバージョン率を昨対110%
複利効果を考慮するにしても、これを実現するためにさて、今から何を仕込んでいくか・・・
と、こういった計算・考え方をしていないでしょうか??
計算式が間違っているわけではないのですが、何か「遠い」気がしませんか?
アクセス1.5倍かぁ~どうしようかな
万燈式「超高速PDCA」は日次で考える!
「PDCAをちゃんと回そう」という場合、1ヶ月に一度のサイクルが一般的ではないでしょうか?
「高速PDCAを回すぞ!」という会社でも、業務の流れなどを考えるとどれだけ早くても週単位。
しかし万燈の「超高速PDCAの」考え方は場合は違います。
日次で計算。その計算式はこう。
1ヶ月の成長 106%×12乗=200%
(前月の+6%成長しよう)
1週間の成長 101.5%×52乗=210%
(1週間前の+1.5%成長しよう)
【万燈式】
1日の成長 100.2%×365乗=207%
(昨日の+0.2%成長しよう)
超高速(日次)で考えることで、その必要な成長幅はとても小さくなってきます。
毎日たった2万UPする努力をすればいいだけか!
こう並べてみると、1ヶ月単位(+60万)はもちろん、1週間単位(+15万)でも、意外と何すればいいかボンヤリしちゃうな・・・となりませんか?
「昨日と比べて+2万」という考え方は、”昨日の今日”なので、記憶もバッチリ。反省(C)して改善(A)するにもいいですよね!
いかにして「実現可能にするか」
期間を長めにとると、目標値が高くなってしまいます。
そしてこの場合、目指す目標値は大きなうえに、期間も長くなってしまいます。
「結果が出るまでの期間が長い」って、少々ツラくないですか?
例えば長い期間頑張って、結果として到達できなかった場合、やはり悔しいですよね。
もしくは自分の力を信じられなくなって落ち込んだり、チーム全体がネガティブな空気感になったりしてしまわないでしょうか(はい、私が経験者です)。
小さく進む、毎日進む
万燈ならではのPDCAマインド、いかがでしょうか。
なんだか、できる気がしてきませんか!?
万燈では、みんな小さな1歩です。
しかし、その1歩を365日続けたときの大きさを知っていること。これが重要なのです。
だからこそ、毎日その小さな歩みを、地道に続けることができるのです。