【経営】新規事業のKPI設定と生産性40倍の構造 ―― 50標本の一時データから導き出す「科学的アプローチ」の真実

【経営】新規事業のKPI設定と生産性40倍の構造 ―― 50標本の一時データから導き出す「科学的アプローチ」の真実

万燈は現在、毎月過去最高売上を更新し続けるという好調な推移を記録しています。その中で、先日久しぶりに営業進捗の定例会議へ参加し、現場のマネジメント状況の確認を行いました。

会議における基本プロセスは、KPI(重要業績評価指標)の設定、課題の抽出、タスクの切り出し、スケジュールの調整という極めてシンプルな構造に集約されます。しかし、現場においては「新規事業における適切なKPIの立て方」そのものに難しさを抱えているという課題が浮き彫りになりました。

多くの大企業では、KPIを「前年対比」という過去の地続きのデータから算出するのが一般的です。しかし、万燈のように新規事業を次々と立ち上げる環境においては、比較すべき前年の基準が存在しないため、従来の手法が機能しません。

新規事業の立ち上げ初期におけるKPIは、緻密な計算ではなく、まずは「エイヤ」という高い熱量と行動量(気合い)のインディケーターを設定するほかありません。

重要なのは、「どこまでを気合いで進め、どこから科学的なアプローチへ切り替えるか」という明確な境目の基準を持つことです。

目次

「50標本」の一時データがもたらす3C分析への移行

私が現場に伝えた科学的マネジメントへの切り替え基準、それは「本気で取り組んだ50件のサンプル(標本データ)」が集まった瞬間です。

まずは自分たちが「ここなら市場があるのではないか」「ここにアプローチすれば喜んでもらえるのではないか」と仮説を立てた対象に対し、愚直に50件の打席を重ねる。ここまでは行動量が全てを決めます。

しかし、50件の一時データを自社で直接回収できると、その業界の構造や顧客の特性、そして市場の具体的な傾向が明確に見えてくるようになります。傾向が分かれば、真に対峙すべき「競合(Competitor)」の正体が浮き彫りになり、次に打つべき「自社(Company)」の具体的な打ち手と戦略が確定します。

すなわち、50件のサンプルが揃って初めて、実態に即した精緻な「3C分析」ができるフェーズへと移行するのです。

スタート時点の市場調査で使われるインターネットや口コミといった「二次情報」は、分析において大した価値を持ちません。自ら集めた50標本の「一次データ」のみが、事業の正しい方向性を決定づける根拠となります。

このプロセスを徹底しているからこそ、万燈は創業以来、売上を3倍、2倍、2倍、2倍と毎年倍々ゲームの角度で成長させ続けることができているのです。

人員を増やさずに生産性を40倍に引き上げる人員・KPIコントロール

万燈の成長において特筆すべきは、売上規模が急拡大しているにもかかわらず、スタッフの数をむやみに増やさず、最小限の精鋭組織に抑え続けている点にあります。

創業当初の基準と比較したとき、現在の組織全体の生産性はおよそ「40倍」にまで跳ね上がっています。

人員を増やして力技で売上を伸ばすのではなく、一次データに基づいた適切なKPIを設定し、無駄なタスクを徹底的に削ぎ落とすこと。KPIの立て方次第で、組織の生産性はいくらでもコントロールできるというのが私の経営思想です。

現在、万燈ではこの「新規事業創出の仕組み」および「生産性を極大化させる会議のマネジメント手法」を、外部の法人様向けに研修プログラムとして提供しています。

本プログラムは法人の場合、助成金・補助金(最大1億円規模)を活用した導入が可能であり、実質的な予算の範囲内で体制構築を行うことができます。自社の新規事業の打率を科学的に引き上げ、圧倒的な高生産性組織へ転換させたい経営層の方は、公式LINEまたはホームページの応募フォームよりお問い合わせください。新宿のオフィスにて、最適な導入プランをご提案いたします。

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