自分のスキルは誰かのためになる
万燈は、働きながら起業を推進する会社
万燈では、誰でも起業できる環境があります。
社内から、経営陣から、都度「起業したら?」と言われます。
そうして起業をした社内スタッフは約5割。
新しく入社したRさんにも同じく、社内から「起業」のお声がかかります。
どのように起業するのか?万燈の仕事をしながら、自分の会社を運営するとはどのようなことなのか。
新規起業に不安を抱えた劉さんに、不安を解消できるよう自分の経験を伝え、後押しすることにしました。
独立した経験者が周りにいる環境
Rさんは経理部門を任されており、会社の会計を管理しています。
万燈には、同じように起業した一人社長が多く、その多くが自社の会計処理ができていない課題があります。
会社の会計管理ができていないことで、様々な問題が発生します。
そうです。Rさんに仕事をお願いしたいを考える見込み客が、なんと社内に(目の前に)いるのです。
もちろん、だからと言って「起業します!」というわけにもいかないのもわかります(私も経験者ですから)。
そのためにまず、Rさんの不安をヒヤリングしました。
Rさんの不安は時間的なコントロール、特にプライベートの時間が取れないのではという不安でした。
自分の時間コントロールをきちんと作り、仕事量が増える時期になったら外注コントロールをするなど方法はいくらでもあることを伝えます。
私自身の経験も伝えました。体験談を伝えることで、より理解が進み、不安を解消してもらえたようです。
その上で、自分のスキルで人の役に立つこと、それが商品・サービスになり、それに特化した事業を行う会社を設立するメリットを理解してもらうことができました。
万燈ではひとり社長が多くいるので、経験者からいろんな情報が引き出せるのも、万燈にしかない環境ではないでしょうか。
Rさんの起業に向けて、先輩である私がお手伝いすることとなり決算月・資本金・定款詳細など確認して決定していくこととなり、その1歩を踏み出すことができました。
当たり前だと思っている自分のスキルを誰かのために
実務を行っている当人は気づかないことも、他人から見ると魅力的なスキルがあることを理解してもらえたのは大きなことでした。
私も同じく実務に携わっていますが、自分では気づかないことも、客観的に見ることが出来れば、自分の価値に気づくことが出来そうだと感じました。
人の不安不満不便不信を解消し、人の役に立つ、人に喜んでもらえたことの対価で、自分も心身ともに豊かになること。万燈が目指すのは、関係者全員がこの状態になることです。